「脱毛期間の毛抜きは絶対NG」って知ってる?
脱毛サロンの施術前は、「ムダ毛を処理してくるように」 と指導されます。
しかし、その処理方法はなんでもいい訳ではありません。カミソリやシェーバー、毛抜きなど様々な自己処理の選択肢がありますが、脱毛期間に関しては毛抜きを使うことは避けたほうがよいと言われています。
しかし、なぜ毛抜きを使ってはいけないのでしょうか?ここでは、毛抜きが肌や脱毛に与えるリスクについてわかりやすくお話しします。
「毛周期が乱れる」とは?なぜ毛を抜くといけないの?
脱毛サロンに通った経験のある方や、通うか迷ったことがある方なら「毛周期が乱れる」 という話を耳にしたことがあるかと思います。それでは、「毛周期が乱れる」 とはどんな状態なのでしょうか?
毛周期とは、簡単に説明すると「体毛が持つサイクル」のことを指します。
毛周期には成長期・退行期・休止期の段階があり、このサイクルで毛が抜けたり生えたりを繰り返します。
そのサイクルが乱れてしまうことを「毛周期が乱れる」 といいます。
成長期はその名の通り、毛母細胞から体毛が作られ、毛が成長する時期のことです。
退行期は成長期を過ぎ毛が自然と抜ける時期、そして休止期は毛母細胞が作られるまで皮膚の中で体毛が眠っている期間を指します。
このサイクルの中で脱毛を行って効果があるのは、実は成長期のみ。退行期・休止期に施術しても意味がないんです。
そのため脱毛時は成長期の毛にアプローチしていくのですが、毛抜きは毛を根元から抜いてしまうため、毛周期が大きく乱れてしまう原因になります。つまり、計画的に脱毛施術を進める際の障害になってしまうのです。
また、毛抜きでのセルフ処理では肌だけでなく毛穴にも大きな負担がかかります。
炎症を起こしてしまい、その炎症がおさまる途中で色素沈着につながり、毛穴が黒ずんでしまうこともあるのです。
毛抜きによるリスクは他にも…
他にも、毛抜きは脱毛施術をしているしていないに関わらず沢山のリスクがあります。
埋没毛の原因になる
毛抜きを使用することで、「埋没毛」の原因となります。
埋没毛とは漢字の通り埋もれている毛のことを指します。
毛が皮膚に埋まってしまって、表面に出てこない体毛トラブルに繋がります。 本来、毛は毛穴から発毛しますが、自己処理で肌に負担をかけたり傷を作ってしまうと毛穴がふさがれてしまい、うまく発毛しなくなります。
皮膚表面での成長ができず、皮膚の中で成長してしまった毛は本来と違った場所に留まったまま成長してしまうのです。
これにより黒くぶつぶつとした見た目になってしまい、悪化すると外に出すために医療的な処置が必要になります。
シワ・たるみの原因になる
毛抜きでムダ毛を抜く時に皮膚が思いっきり引っ張られ、肌への負担が大きくなることも、毛抜きによるリスクの一つです。 皮膚には表皮・真皮・皮下組織があり、その中に肌にとって大切な成分がたくさん入っています。
毛抜きを使ってしまうとこの組織にダメージを与えてしまいます。
ダメージを受けたことで、徐々に正常な肌が作られなくなり、シワ・たるみの原因になってしまうことも。
いくら毛が抜けても、肌がたるんでしまったりしわしわだったら意味がないですよね。
脱毛サロンに通っている人は特に注意!効果が半減することも…?
毛抜きの使用がNGである理由には、脱毛マシンの仕組みも大きく関係しています。
脱毛マシンから照射される光は黒い色素に反応します。
その黒い色素が毛根なのですが、毛抜きを使ってしまうと光が毛根まで届かないので、脱毛施術自体に意味がなくなってしまうのです。 そのため、脱毛と毛抜きの相性は非常に悪いといえるでしょう。
普段、毛抜き派だったかたは、ムダ毛処理の方法を変える必要があるため少しストレスかもしれませんが、せっかくの施術をムダにしないためにグッと堪えましょう。
毛抜きは封印!サロン脱毛でつるつる肌を目指そう
女性というのはムダ毛の悩みはずっとつきまといます。気にしなければいいかもしれませんが、人の目もありますし、そうもいきませんよね。
毛抜きを使ってセルフ処理をしていると、何だか毛穴からしっかり抜けているような気になってしまいますが、実は様々なデメリットやリスクを併発してしまっているんです。 毛抜き派のかたは名残惜しいかもしれませんが、ムダ毛の悩みの1番の解決策はサロン脱毛です。
昔と比べかなり値段もリーズナブルになってきていますし、光脱毛の中でも特にSSC脱毛であれば痛みもほとんど感じずに、脱毛と同時に美容効果を得ることができます。
毛抜きは時間がかかるだけではなく肌へのダメージも図り知れず、老化の原因にもなります。 いますぐ毛抜きを封印して、サロン脱毛でつるつる肌を目指しましょう!
まとめ
毛根から抜けているようで体毛トラブルの原因を作ってしまう、毛抜きによる脱毛。
しかも痛みだけ強く感じるので、こうなるとデメリットのほうが大きい状態です。
プロの施術で、脱毛だけでなくお肌そのものもキレイに近付けていきましょう!