脱毛

顔脱毛のメリット・デメリットからお手入れの流れまでを解説!

鼻の下の産毛が気になっている方や化粧ノリで困っている方は多いのではないでしょうか。
そんなお悩みが、顔脱毛をすることで解消できるかもしれません。
今回は、顔脱毛についてお話させていただきます。

顔のムダ毛、自己処理は避けた方がいい?

顔の皮膚は、全身の中でも特に薄くデリケートです。頻繁に自己処理を繰り返すと肌トラブルが起こりやすくなってしまいます。 そのため、カミソリや毛抜きによる自己処理は避けたほうがよいでしょう。

手軽に使えるカミソリは滑り止めがついていますが、手元が狂えばお肌を傷つけてうことも。また、ムダ毛と一緒に皮膚を削ってしまう恐れもあり、色素沈着を起こしやすくなります。その結果、傷跡や色素沈着によるくすみなどが残ってしまう可能性もあり、十分注意しなければなりません。

さらに、カミソリは敏感肌や乾燥肌の方が使うとカミソリ負けを起こしやすいアイテムです。かゆみ、かさつき、赤みを引き起こすケースが多いため注意が必要です。

毛抜きは毛を抜く時に痛みを伴ううえ、頻繁に毛を抜くと毛穴がポツポツと目立ってきたり、赤みや色素沈着を起こしたりと、トラブルを起こしやすい処理方法です。また、皮膚の内側で毛が成長する埋没毛や、細菌が毛穴に侵入して炎症を起こす毛嚢炎も起きやすくなります。埋没毛は赤みやかゆみを起こし、毛嚢炎は悪化すると専門医での処置が必要になります。

他にムダ毛を溶かして処理する除毛クリームや、脱色して目立たなくする脱色クリームもありますが、どちらも刺激が強く肌荒れの恐れがあります。

このように、手軽にできる自己処理は刺激が強いものが多く、顔のお手入れには向いていません。

顔脱毛にはどんなメリットがあるの?

自己処理は避けた方がよいですが、「顔脱毛」自体にはたくさんのメリットがあります。
サロン脱毛などを利用して適切な顔脱毛を行うと、どんな良いことがあるのでしょうか?

すっぴんがきれいになる、顔色が明るくなる

産毛があると顔色がくすんで見えてしまいます。
産毛をきれいに脱毛できれば、顔を覆うものがなくなり顔色がワントーンアップします。さらに、毛がなくなることで毛穴が引き締まり、お肌のキメが細かく整うため、すっぴんがきれいになるところもメリットです。

また、脱毛の光によりお肌が活性化して新陳代謝が良くなる効果もあります。お肌の生まれ変わるサイクルであるターンオーバーが促進され、シミやニキビ跡が薄くなることも。顔脱毛をすれば、透明感がアップしてすっぴんに自信が持てるようになるでしょう。

メイクノリがよくなる

メイク下地やファンデーションの密着度がアップするため、メイクノリが良くなります。少量のファンデーションでもしっかりと伸び、ムラなく均一に塗れるため仕上がりがきれいになります。産毛が皮脂や汗を吸着して起きていたメイク崩れもなくなり、時間が経っても美しい状態をキープできます。

ひげやもみあげの剃りあとを気にしなくてよくなる

ひげやもみあげを繰り返し剃っていると、細い産毛も黒っぽく目立つようになります。とくに更年期に差し掛かると、女性ホルモンの減少から剃った跡が青っぽくなることもあります。
しかし、SSC脱毛なら施術を受けることで徐々に毛が細くなり、次第に目立たなくなります。レーザー脱毛と違って微調整も可能で、もみあげの量を減らしたいといった要望にもお応えできます。

顔脱毛のデメリットは?

顔脱毛にはメリットだけではなくデメリットもあります。サロン脱毛を利用した際に見られる顔脱毛の3つのデメリットをチェックしていきましょう。

他の部位に比べて痛みを感じやすい

顔は他の部位に比べると皮膚が薄くデリケートなため、痛みを感じやすい方が多いでしょう。特に骨が近く顔の中でも濃い目の産毛が集まる口周りやおでこの痛みは強くなります。

顔のムダ毛は光の反応が弱い産毛ですので、ワキやVIOを脱毛する時に感じる痛みとは異なります。ワキやVIOは照射レベルを低く調整すると痛みが和らぎますが、顔脱毛の場合は皮膚の薄さが痛みの原因になるため、あまり期待できません。しかし、顔脱毛は範囲が狭いため短時間でお手入れも終わりますので、過度な心配は必要ないでしょう。

脱毛期間中のケアが繊細

顔の皮膚はデリケートであるため、脱毛期間中のケアは非常に大切です。ニキビや乾燥、肌荒れを起こしている状態では施術できなかったり、避けて照射しなければならなかったりと、何かと支障をきたします。

まず、化粧水と乳液を使った基本的な保湿ケアは毎日行いましょう。朝晩の洗顔後、時間を置かずにすぐに保湿すると乾燥を防げます。

また、日焼け止めや日傘などを使った紫外線対策も忘れずに行いましょう。日焼けした肌に照射すると火傷や炎症を起こしやすいため、しばらく顔脱毛を休まなければならない場合があるからです。

そして、施術後は冷却と保湿を必ず行います。熱によりほてりやかゆみが出る場合があるため、タオルに包んだ保冷剤などで冷やしましょう。また、乾燥もしやすくなっているので、低刺激タイプの化粧水と乳液で優しく保湿ケアをしてください。

産毛が多いため効果が出るまでに時間がかかる

光脱毛で照射する光はメラニン色素に反応して毛根にアプローチするため、ワキやVIOのような色の濃い毛が得意です。一方、産毛は色素が薄く毛が細いため光が反応しづらく、脱毛効果が出るまで時間がかかります。

顔のムダ毛はほとんどが産毛であるため、施術回数が多く必要になる方も少なくありません。そのため、通常12回の施術回数を2年間かけて脱毛完了するところ、顔脱毛だと3年間かけて18回の施術が必要になるようなケースもあるでしょう。

顔脱毛の範囲とは?それぞれのメリットについて

顔脱毛の範囲はパーツごとに細かく分かれているケースが多いです。サロンやクリニックによって脱毛範囲が異なるので、最初に確認しておきましょう。ここでは、それぞれのパーツごとの脱毛のメリットを紹介します。

頬(顔のうぶ毛)

頬は範囲が広いため、脱毛して産毛がなくなるとお肌のトーンがアップして化粧ノリが良くなります。また、産毛にホコリや雑菌などが付着しにくくなることでニキビなどの肌トラブルが起きにくくなります。

もみあげ、こめかみ

もみあげやこめかみを脱毛することで、顔周りの印象がスッキリします。ただし、もみあげやこめかみの自己処理は目視で確認しにくく、思ったように仕上がらず不自然な形になってしまうケースもありますので、サロンやクリニックでプロによる脱毛をお願いしたほうが安心です。

鼻の下、小鼻

顔の中心である鼻の下や小鼻も産毛が目立つ場所ですが、脱毛すると小鼻の皮脂汚れや黒ずみが改善され、毛穴が目立ちにくくなります。気になる鼻のメイク崩れも解消されるでしょう。

鼻の下は頻繁に自己処理している方が多いと思いますが、そのぶん色素沈着などの肌トラブルを起こしやすくなります。脱毛をすることで、お肌への負担や頻繁なお手入れも必要なくなり楽になります。

あご

ホルモンバランスの乱れなどにより、年齢を重ねると太い毛があごに生えることがあります。「目立つから」と毛抜きで抜く方もいますが、お肌や毛穴に負担がかかるため注意が必要です。また、痛みもともなうためストレスにもなるでしょう。脱毛すれば自己処理の必要もなくなり、産毛と共に太い毛も細くなっていきます。メイクノリがアップする点もメリットです。

おでこ(額)

おでこは頬に次いで範囲が広い部分です。産毛も多く、くすんで見える方も少なくありませんが、脱毛をすればメイクノリが良くなり、お肌のトーンもアップします。

ただし、髪の生え際は自己処理をすると不自然になりがちです。顔脱毛をすれば、プロが違和感なく自然に仕上げてくれます。

顔脱毛はサロン・クリニックのどちらを選べばいい?

サロンとクリニック、どちらも顔脱毛に対応していますが、しっかりと比較して選ばないと思ったような顔脱毛ができず、後悔してしまうかもしれません。ニーズに合わせて適切な脱毛方法を選べるよう、ここでは2つの違いを解説します。

まずは光脱毛と医療レーザー脱毛の違いを知ろう

サロンで受けられる「光脱毛」とクリニックで受けられる「医療用レーザー脱毛」では、それぞれ特徴や効果が異なります。

光脱毛は基本的にメラニン色素に反応し、毛根にある「毛乳頭(もうにゅうとう)」と呼ばれる毛の成長に必要な組織にダメージを与えます。ダメージを受けた毛乳頭は毛を成長させる力が弱まり、それによって脱毛効果を得られるという仕組みです。

医療レーザー脱毛も同じようにメラニン色素に反応したレーザーが毛乳頭にアプローチして脱毛効果を発揮しますが、大きな違いは、効果や痛み、施術回数などです。

光脱毛は抑毛効果に留まるため、永久脱毛にはなりません。広範囲に光を照射するため緩やかな脱毛効果となり、12回程度の施術回数が必要です。効果が出るまで時間がかかりますが、肌に優しく痛みの少ない脱毛が可能となっています。

医療レーザー脱毛は、レーザーを一点に集中して照射するため脱毛効果が高いのが特徴です。照射出力も光脱毛より強いため、永久脱毛の定義に当てはまる脱毛効果を発揮できます。施術回数は5回程度を目安としており、短期間で脱毛完了できるでしょう。しかし痛みは強く、部位によっては麻酔を使用しなければ我慢できない方もいるほどです。

価格重視ならサロン

低価格の脱毛を提供しているのはサロンの光脱毛です。予算があまりなく価格重視で顔脱毛を始めたいなら、サロンを選ぶと良いでしょう。

ただし、低価格なのは魅力的ですが、施術回数が12回程度必要なため約2年間通うケースが多くなっています。また、永久脱毛ではなく抑毛なので、ホルモンバランスや毛周期の乱れなどにより脱毛完了した場所から再び毛が生える可能性もゼロではありません。そのような場合は再度照射して脱毛することも可能です。

永久脱毛をしたいならクリニック

永久脱毛を希望しているなら、クリニックの医療レーザー脱毛を選びましょう。光脱毛よりも高出力のレーザーを一点集中で照射することで毛乳頭を破壊します。痛みは強くなりがちですが、麻酔が利用できるクリニックが多くあるため相談してみましょう。

施術回数は5回程度とサロンの光脱毛に比べて少なく、約1年間で脱毛を終えられます。少しでも早く効果的に顔脱毛を終わらせたい方におすすめです。

顔脱毛のお手入れの流れ

実際にサロンやクリニックで顔脱毛する際の流れをご紹介します。

事前にシェービングを行う

施術日前日までに、顔の産毛をシェービングします。産毛が残っている状態で照射すると、光やレーザーが強く反応してしまうため火傷や炎症などの原因になるからです。 シェービングする際は、肌に優しい使い心地の電動シェーバーを使いましょう。肌へのダメージを抑えてシェービングできます。

サロンorクリニックで施術

施術方法は、扱っている脱毛機によってサロンやクリニックごとに異なります。今回は、 の顔脱毛の流れを紹介するので、参考にしてみください。

では、施術前に自社開発の脱毛専用化粧水で保湿します。刺激を軽減するためにも、保湿は大切です。

化粧水による保湿が終わったら、抑毛成分と美容成分の含まれたジェルを肌に塗布して伸ばします。ジェルの上から光を照射すると、熱により毛穴が開き有効成分が奥まで浸透し脱毛効果を発揮します。

顔全体の照射を終えたら、ジェルを取り除きアフターケアとして化粧水で保湿。毛穴を引き締めるために、アフターエッセンスジェルを馴染ませて終了です。

保湿などのアフターケア

照射後の肌は、いつもよりも刺激に敏感でデリケートな状態です。そのため、化粧水や乳液などを使った保湿は必ず行い、紫外線対策をして肌を刺激から守りましょう。施術後も、日焼け止めの成分により肌トラブルを起こすおそれがあるため使用を控え日傘や帽子などで対策してください。

また、顔脱毛後はメイクもなるべくしない方がよいです。どうしてもメイクが必要なら、目元だけ施しマスクをするなど工夫してみてください。

顔脱毛の際に注意すべきポイント3つ

最後に、顔脱毛をスムーズに進めるために注意すべき3つのポイントをご紹介します。

日焼けはNG

脱毛期間中の日焼けはNGです。光脱毛は黒い色に反応する性質があるため、お肌が日焼けで黒くなっていると通常よりも刺激が強くなります。さらに、日焼けによる炎症やほてりがある状態で照射すると、火傷など肌トラブルを引き起こす可能性が高く危険です。
脱毛期間は、日焼け止めクリームや日傘、帽子などを活用して紫外線対策をしっかりと行いましょう。

自宅でのケアも念入りに

脱毛当日にニキビや肌荒れ、乾燥によるかさつきなどがあると、照射後に肌トラブルを起こす可能性があります。また、乾燥していると照射時の刺激を受けやすく痛みが強くなりやすい傾向があります。照射出力を通常より低くする必要もあり、脱毛効果が弱まる原因にもなります。
脱毛期間中は普段よりも念入りにスキンケアを行い、最高のコンディションで施術を受けられるようにしましょう。

施術当日はメイクせず、すっぴんがおすすめ

施術当日は、メイクをしていないすっぴんの状態でお店に行きましょう。施術前にクレンジングをしてメイクを落とすため、手間を考えるとノーメイクの方が楽です。
また、日焼け止めは毛穴に入り込むと脱毛効果が減少します。日焼け止めだけでも塗りたい場合には、落としやすいリキッド・ジェル・スプレータイプのものを使用するのがおすすめです。

詳しくは、顔脱毛当日のメイクはしていいの?顔脱毛前後のメイクについてを参考にしましょう。

顔脱毛でワントーン明るい美肌を目指そう!

ここまで、顔脱毛をすることによる効果やメリットについて紹介してきました。

あなたも、自己処理でお肌を傷めてしまう前に顔脱毛を始めてみませんか? 顔脱毛後はお肌がワントーン明るくなりハリや弾力もアップ!すでに脱毛に満足された方でも、お肌のトリートメントとして顔脱毛を取り入れると、ジェルに含まれている美容成分がお肌に浸透してフォトフェイシャルと同じような効果を得られます。

「顔脱毛は初めてだから不安…」という方は、 の1回単発脱毛プランがおすすめ。痛みの程度や脱毛効果など、不安に思っていることを解消しながら顔脱毛を体験できるチャンスです。ぜひご利用ください。

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