【 ヤマトグループ健康保険組合】めざせスモークレスファミリー~みんなで防ごう赤ちゃんの受動喫煙!~

活動紹介

 めざせスモークレスファミリー~みんなで防ごう赤ちゃんの受動喫煙!~

■概要

 受動喫煙の問題について、ヤマトグループ健康保険組合の加入者の家庭での喫煙状況を調べると、妻が喫煙者の家庭は、全年齢層で夫も喫煙者であることが多いことが分かり、家庭内での子どもの受動喫煙の深刻さを改めて認識しました。また、両親が喫煙するという環境の中で育つ子どもは、喫煙への抵抗感が薄れることにより将来的に本人の喫煙に繋がることも危惧されます。そこで、ヤマトグループ健康保険組合では、まず、「子どもの出生」をきっかけとして、「家族みんなで禁煙」に取り組む仕掛けづくりを行い、育児期間中の両親の喫煙率を下げることで子どもの家庭内での受動喫煙を防ぎ、健やかな成長を育む活動に取組んでいます。

 取組の内容としては、健康保険組合で保有している「出産育児一時金」の給付データを活用して、新たに子どもが生まれた家庭をピックアップし、対象者の自宅に①禁煙についての啓蒙リーフレット『めざせスモークレスファミリー』と、②赤ちゃんのケガ・病気への対応方法を記載した冊子『ママ・パパあんしんブック』を送付しています。また、年4回発行している広報誌「けんぽだより」に同封し、自宅に郵送することで、家族で目を通すことができ、「家族みんなで禁煙」に取り組むことへ繋げています。

■成果

 これまでに2回、約1,000人の対象者に資料の送付を行ったところ、非介入群の社員の卒煙率に比べ、介入群の社員は卒煙率が高くなる結果となり、活動の成果がありました。

 本取組の特徴は、健康保険組合で保有しているデータを分析・活用し、効果的な禁煙啓蒙から、具体的に「卒煙率の向上」の成果が出ている事例であることと、他の団体への普及しやすさという点からも、家族形成期の家庭への禁煙アプローチとして有効な事例であることです。育児期間中の両親の喫煙率を下げることで、子どもの健康な暮らしの支援を行うとともに、両親の喫煙という身近な喫煙環境を解消し、幼少期から将来の喫煙を防ぐ仕組みづくりを実行しており、これは、家族(加入者)の「健診データ」や「診療データ」の経年検証ができる保険者の強みです。

 今後は、子どもの成長に合わせたワンストップの禁煙教育を行っていきます。例えば、乳幼児の期間は両親へ受動喫煙についての啓蒙、成長に伴って子ども本人へ未成年の喫煙についての啓蒙を行うなど、年齢に合わせた教育を行ったり、禁煙の成功率を上げるため地域の医療機関との連携を強化し、通知時に対象者の職場・自宅付近の禁煙外来の紹介などを行うことで、より効果のある取り組みを目指していきます。

■URL
ヤマトグループ健康保険組合