【大阪市(大阪府)】ヨドネル(子どもの睡眠習慣改善支援事業)

活動紹介

ヨドネル(子どもの睡眠習慣改善支援事業)

■概要

「子どもの睡眠が今、危ない」。淀川区が子どもの睡眠に着目し始めたのは、保護者からのこのような声がきっかけでした。

 睡眠習慣については、これまでも小中学校ごとに啓発に向けた取組を行ってきましたが、こうした取組では、啓発に向けた科学的な根拠が不足しており保護者の意識を変えるところまでいかないという課題がありました。そこで、平成27年度より、区内小中学校長と区長との会議や、保護者・地域の方、有識者等と区長との会議等において、子どもの睡眠についての問題意識を共有し、対策について検討してきました。

 平成28年度からは、区と小中学校の連携による「子どもの睡眠習慣改善支援事業(ヨドネル)」を本格的にスタートさせました。各学校において児童生徒・保護者への啓発を進めるとともに、区はその後方支援策として、抗疲労研究で名高い大阪市立大学と連携した大規模調査を展開しました。区内小中学生の睡眠実態にかかる詳細調査を実施しそのデータと分析結果を各校へフィードバックして各校の取組に役立てています。

 また、同調査においてスマホ使用習慣と睡眠の相関が示されたことからも、ICTを活用した啓発も展開し、LINE@から、職員創作のオリジナルキャラクターが、区の設定した「すいみんのオキテ」を守るよう画像で早寝を呼び掛けるユニークな取組も実施しています。


■成果

 子どもの睡眠習慣にかかる調査は、平成28年6月~7月の期間に、淀川区内の小中校に通う小学校4年~中学校2年までの児童生徒を対象に実施し、5,285通の回答を得ました。その結果、睡眠時間が短いほど疲労がたまり、注意制御力が低下することやSNS、夜間のコンビニを利用するほど睡眠時間が短いこと、家庭での過ごし方が睡眠にも影響することが判明しました。

 こういったデータは、広く啓発材料として活用するとともに、各小中学校の取組にも生かされており、約10,000人もの小中学生が暮らすまち・淀川区は、今後も子どもの成長の基礎となる睡眠習慣の改善に向けた取組を引き続き行い、「子育て世帯が住み続けたいと思うまち」を目指しています。

■URL
ヨドネル(子どもの睡眠習慣改善支援事業) 大阪市ホームページ
「がんこおやじ 夢さん」オフィシャルページ