【株式会社ヘルスケアシステムズ】10代に自分の身体と向き合うきっかけを! 検査で実現する正しい食事の知識と健康リテラシー向上への取り組み

活動紹介

身体の基礎が作られる10代において、ダイエットなど極端な食事制限をすることで必要な栄養素やエネルギーが不足し、月経不順になるだけでなく骨密度の減少による骨折や、将来の妊娠・出産時のリスクに影響を及ぼしていることが社会的な問題となっています。

学校では、保健の授業等で女性ホルモンと健康について学習をしていますが、まだ若くて健康な学生に将来の健康への関心を持ってもらうことは容易でなく、自分ごととして食生活を見直すといった行動に結び付きにくいことが課題となっています。

身近な食材を通じて自分のカラダを知り、女性ホルモンと健康に関心を!

私たちは名古屋大学発ベンチャーとして、食生活に気づきを提供する郵送検査キットを研究開発してきました。その中で、『女性ホルモンと似たはたらきをする大豆イソフラボンの効果には個人差がある』という点に着目した尿検査キット(エクオール尿検査)を2012年から発売しています。

大豆という身近な食材を通じて自分のカラダを知り、女性ホルモンと健康に関心を持ってもらうことで、これまでに20万人の女性に検査をしていただき、乳がん検診や配偶者健診の受診率向上に活用されてきました。

2015年より、高校の保健授業や地域の食育セミナーに私たちが出向き、食生活と女性ホルモンの関係や、女性ホルモンが将来の健康に大切といった学習に加えて、エクオール尿検査を導入した取り組みを行っています。自分がイソフラボンの効果が高いタイプかどうかを知ってもらうことで、自分ごととして毎日の食生活の改善を促します。これまでに全国6か所14回を実施し、約900名の10代女性の参加がありました。

東京の女子高等学校では、2015年から毎年1回、総合学習の授業において女性ホルモンと食生活の授業とエクオール尿検査を行っています。昨年は神奈川歯科大学の協力を得て骨密度測定も実施し、高校生にとって関心の高いダイエットが骨密度にも影響していることを知ってもらい、部活動で多く起こっているという疲労骨折と関連づけることで高い関心をもってもらえたと実感しています。

骨密度測定の様子

10代の食事が将来の妊娠や出産と関係していることを学ぶ機会を!

また、愛知県の大学では管理栄養士専攻の学生による大学生親子600名を対象にした調査を実施し、授業として行う食生活アンケートと検査結果を比較することで、栄養を専門的に学ぶ学生であっても日頃の食事に偏りがあることを知ってもらい、それが将来の妊娠や出産と関係していることを学んでもらいました。

10代の食事の大半は家庭に依存されることも多いため、実際に食事を作る保護者の方への知識提供も重要と考えて、親子を対象にした料理教室や食育セミナー等、親子で学べる取り組みも行っています。

弊社の検査は尿で測るので、痛みを伴わず10代でも簡単に受けることが出来ます。多くの教育機関や自治体で活用いただけるように、今後も活動の場を広げていきたいと思っています。

エクオール尿検査

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株式会社ヘルスケアシステムズ
取組概要「10代に自分の身体と向き合うきっかけを!検査で実現する正しい食事の知識と健康リテラシー向上への取り組み」