脱毛したのに毛が抜けない!その原因とは
「脱毛サロンやクリニックに通っているのに毛が抜けない! なんで抜けないの?」という経験をされた方はいませんか?思ったように毛が抜けず、それが原因で脱毛をやめてしまったという方も多いかもしれません。
まずお伝えしておきたいのは、 脱毛の施術を受ければすぐに毛が抜けるワケではない、ということです。 脱毛の施術では、メラニンという黒い色素に反応する光やレーザーを使い毛根にダメージを与えます。その結果、徐々に毛が生えない状態になります。具体的には…
光・レーザーで毛根にダメージを与える
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毛根が弱ってくる
↓
毛根がムダ毛を支えられなくなってくる
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毛根から毛が切り離され、抜け落ちる
この段階を踏むことで、やっと毛が抜けます。個人差はありますが、この過程にかかる時間は約2週間といわれています。意外と時間がかかるんんですね…。
なので、「抜けない」というよりも「まだ抜ける段階ではない」というだけなんです。
ここでは、脱毛効果を低下させる原因ややってはいけないNG行動、自己処理とサロン施術別に毛が抜けない場合の対処方法をご説明します。
脱毛効果を低下させる原因やNG行動
せっかく脱毛するのであれば脱毛効果を低下させたくないですよね。
脱毛効果を低下させてしまうNG行動の一例がこちらです。
- 自己処理を怠る
- 脱毛当日、施術箇所への制汗剤・保湿クリーム・日焼け止めの塗布
- 日焼けをする
- 前日の飲酒
- 薬の服用
- 予防接種
- 当日の水の飲みすぎ
などなど…。ですが、特に難しいことはなく、自分で意識すれば脱毛効果が低下することはありません。
施術意外の自分の行動で脱毛効果を下げてしまったらもったいないので、気をつけましょう!
自己処理で脱毛したのに毛が抜けない場合
手軽さと引き換えに失敗のリスクも高いので、何度も何度も自己処理を繰り返すのはあまりオススメ出来ません。
クリニックで脱毛したのに毛が抜けない場合
クリニックで医療脱毛したのに毛が抜けない…そんな時は、どれかにあてはまるかもしれません。
成長期の毛ではない
医療脱毛のレーザーは、退行期や休止期の毛にほとんど反応しません。
逆に、成長期の毛に対して強い効果を示します。
なので、成長期の毛でないと反応が薄いと感じてしまうかもしれません。
出力が弱い
レーザーの照射の出力が低い可能性があります。
クリニックによってレーザー機器の出力は違いますが、始めのうちは低めの出力で肌トラブルなどが起きないか確認しながら、徐々に強い出力にしていくのが一般的です。
医療脱毛をしても全く効果を感じられない場合、次回施術時に出力をあげられないか相談してみるといいでしょう。ただ無理に出力を上げすぎてしまうと、肌の炎症の原因になったり、やけどになってしまう可能性もあります。
自分の肌の状態を観察しながら、クリニックのお医者さんに相談しましょう。
黒ずみ・色素沈着がある
レーザーは照射している部分の中で、最もメラニン色素が濃いものに反応します。
なので、脱毛を行っている箇所に毛穴の黒ずみや、大きな日焼け跡があるとレーザーの力を最大限発揮できなくなります。
肌の代謝が悪い
肌の代謝が悪くなっていると、毛の抜け落ちるスピードにも影響を与えてきます。
通常28日程度で肌を生まれ変わらせていくと言われているターンオーバーが滞ることで、脱毛も思うように進まないことがあります。
一つでも当てはまることや心配なことがあったら、躊躇せずに施術者に相談してみましょう。
サロンで脱毛したのに毛が抜けない場合
サロン脱毛でも毛が思ったより抜けないな…と感じたときは、クリニックの脱毛に加えてこんな理由が考えられます。
当て漏れ・照射漏れ
一部の毛がまとまって抜けていない場合は、当て漏れの可能性が高いです。
当て漏れとはその言葉の通り光が当てきれていない、漏れてしまっているということです。
ただこの場合、施術側のミスがほとんどなので、次回予約の際にキチンと伝えればその分当て直してもらえたり、料金をとらないサロンもあります。
粗悪なサロンを選ばないようにサロン探しの段階から注意するのが理想ですが、もしも既にサロンに通っている…という場合は、そのサロンがどのような対応をしてくれるのか調べてみましょう。
当て漏れでない場合は、部分的な毛周期のズレかもしれません。
以前に自己処理でその部分だけマメに毛を抜いていた、別のサロンで脱毛施術を受けていた…などの場合、同じエリアでも毛周期がずれてしまうことがあります。
その場合は、その旨をスタッフに伝えたり、今後の予約タイミングを再考する必要があります。
より脱毛効果を得るためにすべきこと
どうせお金をかけて脱毛するなら、より脱毛効果を得たいですよね☆
ここで、より脱毛効果を得るためにすべきことを確認していきましょう。
薬の服用をしない
薬の服用をすることで、脱毛による影響がでてしまうことがあります。
どうしても服用が必要な場合は、医師や施術者に相談するか予約を変更しましょう。
お酒を飲まない
アルコールを飲むと血行が良くなり脱毛した箇所に炎症などのトラブルが出やすくなります。
施術予定日・施術日・施術翌日は禁酒しましょう。
どうしても参加しないといけない飲み会や接待が入ってしまった場合は予約日を変更しましょう。
脱毛後の激しい運動
脱毛後は、いくら習慣であっても筋トレやジョギングはやめましょう。
極端に汗をかいたり血行がよくなると、肌トラブル誘発の原因となります。
保湿を怠らない
普段から保湿をしっかりしていることで、ムダ毛は抜けやすくなり、その後の脱毛にも影響します。たかが保湿と思わずにしっかり保湿しましょう。
毎日コツコツと肌にうるおいを与えることで、脱毛の効果を高めます。
毛抜きを使わない
毛抜きを使うと肌へのダメージが大きくなり、更には毛周期が狂ってしまうこともあります。
脱毛効果を得られなくなる可能性があります。
日焼けをしない
日焼けをして肌にメラニンが多く生成した状態で脱毛施術をすると照射された光の波長が分散され、脱毛効果が低下してしまいます。
また紫外線によるダメージもかなり受けているので肌トラブルの原因となりかねません。
脱毛クリーム・カミソリは使わない
手軽な自己処理方法として人気の脱毛クリームやカミソリですが、肌の表面が荒れて施術ができなくなることもあります。
クリニックやサロンでの脱毛を続けることで長期的な目で見ればきれいに健康に脱毛できるので、焦らずに続けていきましょう。
【まとめ】
カミソリなどを使う自己処理では結果毛深くなってしまったり、肌を傷つけてしまう可能性が高いので、充分気をつけて行いましょう。
医療脱毛の場合、毛が抜けない要因が複数あるのに対し、サロン脱毛で毛が抜けない場合は施術者の問題がほとんどで、それに対するアフターケアが万全なので安心ですね☆
脱毛効果を低下させないように自己管理もして、自分にあったサロンを見つけましょう!