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Vラインの脱毛とは?おすすめのVラインの形や痛みについて解説

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Vラインの脱毛には多くのメリットがあるため、脱毛する人が増えています。一方、痛みへの不安や恥ずかしさで踏み出せない人もいるでしょう。

本記事では、Vライン脱毛のメリットや人気の形、痛みや施術回数などを解説します。理想のVライン脱毛を成功させるための参考にしてください。

Vラインの脱毛範囲は?

VIOの脱毛を行う前に重要なのが、V・I・O、それぞれの脱毛箇所の把握です。

  • Vライン・・・「ビキニライン」ともいわれ、下着や水着などからハミ出てしまうしまう部分のこと
  • Iライン・・・Vラインより陰部に近く、割れ目の両端からOラインまでの部分のこと
  • Oライン・・・肛門の周囲の部分のこと

このように分かれています。自分が脱毛したいのはどの部分なのかを改めて確認しておきましょう。
クリニックやサロンによっても各ラインの範囲は異なるため、あらかじめ確認しておくと安心です。

Vラインの脱毛の形

Vライン脱毛の際の形には以下の4つの基本形があります。

  • ナチュラル
  • トライアングル
  • オーバル
  • ハイジニーナ

毛量を減らし、自然に形を整えるのが「ナチュラル」。
逆三角形に形と毛量を整えるのが「トライアングル」です。
また、「オーバル」は縦長の楕円形を模した可愛らしい形で、「ハイジニーナ」は無毛の衛生的なスタイルです。
一般的には、ナチュラルやトライアングルを選ぶ女性が多いですが、最近では思い切ってハイジニーナにする方も増えています。

ハイジニーナとは?

ハイジニーナとは、VIOを無毛にする脱毛方法です。
衛生や清潔を意味する英語・ハイジーン(hygiene)から生まれた言葉で、ハイジーナ脱毛と呼ばれる場合もあります。

ハイジニーナを選んでも2度と毛が生えてこないわけではありませんが、一定期間は生えにくくなります。「少し残しておけばよかった」と思ってもすぐにはもとに戻らないため、脱毛する際には十分に検討しましょう。

Vラインを脱毛するメリット

Vラインを脱毛するメリットを4つ紹介します。

自己処理の手間が省ける

自己処理の手間が省ける点は、Vライン脱毛の大きなメリットです。旅行やレジャー、デートの前に、Vラインを整えるわずらわしさから解放されます。

水着の際に「ムダ毛がはみ出ているのではないか」という不安がなくなり、海やプールを思いっきり楽しむことができるはずです。

自己処理での肌トラブルが避けられる

VIOには粘膜もあるため、ほかの肌よりもデリケートです。プロに脱毛を依頼すれば、自己処理で起こりやすいケガやかぶれ、黒ずみなどの肌トラブルを防ぎやすくなります。
できてしまった黒ずみのケアができる点も魅力です。

清潔に保つことができる

Vラインの脱毛をすれば、デリケートゾーンを清潔に保てます。
デリケートゾーンは経血や尿などで汚れやすく、ムレやすい場所です。雑菌が繁殖してニオイが出ることもあります。
清潔感や快適さを求めてVラインの脱毛をする女性は、決して少なくありません。

衛生面での効果がもっとも期待できる脱毛はハイジニーナです。とはいえ、毛量を減らすだけでも通気性がアップし、ニオイやムレを低減できます。

介護の場面で役立つ

Vラインの脱毛は、介護の場面でも役立ちます。介護を受ける側がVラインを脱毛すれば、排泄物がアンダーヘアに絡まず、トイレの介助やケアが楽になるためです。

また、介護者の負担を少しでも減らしたいという思いで、介護脱毛をする人も増えています。介護脱毛は介護をする人だけでなく、介護を受ける人自身にもメリットをもたらします。

  • おむつによるムレやかぶれを防ぎやすくなる
  • 体を清潔に保てるため、日々を快適に過ごせる
  • 介護に対する心理的な負担を軽減できる

ただしメラニン色素に反応する光を使う脱毛では、白髪に対しての効果は期待できません。

Vラインの脱毛は痛い?

Vラインの脱毛にともなう痛みの程度は脱毛の方法によって異なり、個人差もあります。

<主な脱毛の種類と痛みの程度、特徴>

種類 施策機関 痛み 特徴
光脱毛 IPL脱毛 サロン やや強め メラニン色素に反応する光を毛根に照射
SSC脱毛 弱め 毛の成長を抑制する成分を肌に浸透させる
SHR脱毛 弱い 毛を作るバルジ領域を加熱
医療レーザー脱毛 クリニック 強め 医療レーザーで毛包幹細胞を破壊
ニードル脱毛 強い 電気ニードルで毛包幹細胞を破壊

サロンの光脱毛よりもクリニックの医療脱毛のほうが、痛みが強いケースが一般的です。
医療脱毛を利用する際には、麻酔の使用も検討しましょう。

メラニン色素に反応する光を使う脱毛では、毛が黒く太い人ほど痛みが出やすいといわれています。粘膜を保護するために太い毛が密集しているVIOは、ほかの部分よりも痛みが強く出やすい部位です。

光脱毛のうち、「SSC(スムース・スキン・コントロール)脱毛」は肌への負担が軽く、痛みも比較的弱い点が魅力です。
「SHR(スーパー・ヘアー・リムーバル)脱毛」は痛みの少ない新しい脱毛技術ですが、提供しているサロンは多くありません。

Vラインの脱毛完了までに必要な回数は?

Vラインの脱毛完了までの施術回数は、脱毛の種類によって異なります。
個人差もあるものの、医療脱毛で6~8回程度、光脱毛では10~12回程度です。
全体の脱毛完了までには、通常1~2年程度はかかります。

脱毛は、基本的に毛が生え変わるサイクル(毛周期)にあわせて実施します。毛周期は毛の1本1本で異なるため、1回の施術では脱毛が完了しません。
特にVラインは毛周期が長く、ほかの部分よりも脱毛完了までに時間がかかるケースが一般的です。

人気のVラインの形は?

ここでは、Vラインの脱毛で人気の形を紹介します。

逆三角形

直線的な逆三角形型のデザインです。
自然の形に近い点が特徴で人気が高く、温泉などでも人目が気になりません。
通気性も確保でき、ムダ毛のはみ出しも防げます。

スクエア

正方形に近い形に整えるデザインで、シャープな印象です。
Vラインの上部が低いため、浅めのショーツを好む人にも向いています。

オーバル

たまご型のデザインで、愛らしい印象です。
ナチュラルな形に整えたい人にもおすすめします。

Iライン

細い縦長の長方形に整えるデザインです。
「できるだけ広く脱毛したいが、無毛には抵抗がある」という人に向いています。

ハイジニーナ

VIOを無毛の状態にする方法です。
衛生的でケアの手間も省けるため、若い女性を中心に人気が高まっています。

ただし、日本人のなかにはハイジニーナに違和感・抵抗感を持つ人も少なくありません。パートナーがいる人は、あらかじめ相談してみてもよいでしょう。

Vラインの脱毛で気をつけるべきこと

Vラインの脱毛で注意したいポイントを解説します。

事前処理で肌トラブルを起こさない

事前処理で肌トラブルを起こすと、当日施術を断られる場合があります。
毛抜きやワックスを使うと毛根が抜かれるため、メラニン色素に反応する光を使う施術の効果が得られません。

おすすめの事前処理は、長い毛をはさみでカットしてから電気シェーバーでムダ毛を処理する方法です。
傷がある部分は脱毛できないため、はさみやシェーバーの扱いに注意しましょう。

事前処理のあとは必ず保湿ケアをして、肌のバリア機能を整えます。
別途費用は発生しますが、施術機関に事前処理を依頼できる場合もあります。

形決めの際にはアンダーヘアの毛質に注意

形を残す場合でも、気にしてほしいのがアンダーヘアの毛質です。
はじめから形を残してしまうと、太くてもっさりした毛質のまま中心だけ残って、すこし不自然な感じになってしまうんです。
ですので、はじめの数回はすべて脱毛して、毛質を細く柔らかくしてから形を残していく方が、もともと毛質が薄かったような自然な仕上がりになります。

※すべて処理していく回数の目安は、6回~8回程度です。
もちろんこれには、個人差があります。

生理と被らないようにする

生理中は施術を断られるケースが多いため、施術日と生理が被らないように日程を調整しましょう。

カウンセリングを受けたあとに施術日を予約するケースが一般的ですが、空きがあれば当日施術を受けられる可能性もあります。

施術当日は体を温めない

施術当日は、体温の上昇につながる行動を控えてください。体内に熱がこもると、赤みやかゆみの原因になるためです。
施術に備えて入浴したい場合は、シャワーのみで済ませましょう。

下記のようなケースでも、施術を断られる可能性があります。

  • 当日の飲酒
  • 当日の激しい運動、サウナ、プール
  • 当日の体調が悪い、特定の疾患がある
  • 妊娠・授乳中

入念に保湿する

施術後はクリニックやサロンで保湿ケアを受けますが、帰宅後も指示に従って入念に保湿しましょう。脱毛した直後の肌はバリア機能が低下しており、乾燥しやすいためです。

施術後も飲酒や運動、湯船への入浴は控えてください。ゴシゴシと洗ったりこすったりすると、ほてりやかゆみが増すおそれがあります。

Vラインの脱毛で普段のお手入れを楽にしよう

Vラインの脱毛は、アンダーヘアのお手入れをぐんと楽にします。
ニオイやムレ、面倒な自己処理から解放されたい人は、Vラインの脱毛を検討してみてはいかがでしょうか。
脱毛の方法や痛みの程度は施術機関によって異なります。公式サイトや無料カウンセリングを利用して、自分にあったサロンやクリニックを選びましょう。

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