脱毛

脱毛サロンに通う期間はどのぐらい?毛周期や施術回数について

これから脱毛サロンに通う人や、すでにサロンの脱毛施術を受けている人は、どのくらいの期間で脱毛が完了するか気になるのではないでしょうか。サロンの脱毛にはいくつかの方法があり、脱毛にかかるまでの期間も異なります。
そこで今回は、脱毛方式ごとの完了までにかかる時間について解説します。

脱毛にかかる期間はどれくらい?

部位によっても脱毛が完了するまでにかかる期間は様々ですが、一般的にはサロン脱毛で2年半前後、医療脱毛1年半前後の期間がかかるといわれています。
とはいえ、この期間はあくまでも目安の時間。脱毛サロンに通う回数やタイミング、毛質の個人差によっても変化します。
まずは脱毛の際に押さえておきたいポイントと毛周期の仕組みを把握して、効果的な脱毛をしちゃいましょう。

脱毛に時間がかかる理由は?

脱毛を始めた人のなかには、1回の施術でツルツルの肌が手に入るのでは?と考えている人も多くいらっしゃいます。
しかし脱毛サロンに通い出すと分かりますが、ムダ毛のない肌を手に入るまでには一定期間、脱毛サロンに通う必要があるのです。

では、なぜ脱毛には時間がかかるのでしょうか?

脱毛には間隔をあける必要が

サロンで脱毛を受けるときには、一定の間隔を空ける必要があります。
実際に脱毛を受けるとき、目に見えるムダ毛は全体の30%程度で、さらに脱毛効果があるのは全体の10~20%の毛のみ。
まだ体の表面に生えてきていないムダ毛を含めて、すべての毛にアプローチするには、脱毛の施術回数を重ねていく必要があるのです。

毛周期とは?

体に生えている毛にはそれぞれ「毛周期」と呼ばれるサイクルがあります。
毛周期とは簡単にいえば、毛の生え変わりの周期のこと。一年中体を覆っている体毛ですが、頭髪と同じように、抜けたり新しい毛が生えたりを繰り返しています。光脱毛やレーザー脱毛では特に、この毛周期に合わせて脱毛を行うことが大切です。

毛周期は、以下の3つのサイクルを繰り返しています。

  • 体毛が成長する「成長期」
  • 体毛は生えているものの、毛の成長が止まっている「退行期」
  • 体毛が抜け落ちる「休止期」

光脱毛やレーザー脱毛では、毛の再生にかかわる毛根の細胞にダメージを与えるものなので、脱毛施術の効果が得られるのは、成長期の毛のみ。
だからこそ、光脱毛やレーザー脱毛では、ムダ毛の成長期に合わせて施術を行っていく必要があるのです。

一方で、体毛の毛周期は部位によっても、少しずつ異なります。人気の脱毛部位の毛周期は以下のようになります。

  • ワキの毛周期:3~5か月で次のサイクルへ
  • 腕の毛周期:3~5か月で次のサイクルへ
  • 膝の毛周期:4~5か月で次のサイクルへ
  • 顔の毛周期:1か月で次のサイクルへ
  • VIOの毛周期:1~2年で次のサイクルへ

毛周期に合わせた照射期間はどれくらい?

さて、このように毛周期は体の部位ごとに様々ですが、脱毛サロン・脱毛クリニック・家庭用の脱毛器を使った施術、それぞれのケースによって照射の間隔も変わってきます。

脱毛法 おすすめの照射間隔・期間
脱毛サロン 1~3ヵ月に1回の定期的な照射
脱毛クリニック 1ヵ月・3ヵ月・4ヵ月と徐々に照射期間を空ける定期的な照射
家庭用脱毛器 2週間に1回程度のケア

このように、脱毛の方法によっても照射・ケアの間隔が変わってきます。
では、それぞれの方法で期間が異なる理由についてご紹介していきます。

脱毛サロン

脱毛サロンで一般的な光脱毛は、医療脱毛に比べると威力が低くく、定期的な照射が必要です。
脱毛の間隔が空いてしまうと効果が薄れてしまうため、予約が取りやすいサロンを選ぶのがポイントです。

脱毛クリニック

脱毛クリニックのレーザー脱毛は威力が強く、脱毛効果が高いのが特徴です。
そのため、サロン脱毛に比べて施術回数が少なく済みます。一方で施術時の痛みが強く、値段が高いデメリットもあります。

家庭用脱毛器

家庭用脱毛器は脱毛効果が低いため、定期的なケアが必要です。

クリニックは約1か月半から3か月の期間で通うのがベスト!予約が取れるサロン選びがポイント

脱毛サロンは1ヵ月から3ヵ月に一度程度の頻度で通うのがベストです。
この期間内に通うようにすれば、比較的どの部位でも効果的に脱毛できるでしょう。 脱毛サロンでは医療脱毛に比べて、痛み・肌への負担が少なかったり、お値段が安かったりするのも魅力的ですね。
ただ、途中でやめてしまうと効果が期待できないため、予約をとって定期的に通うようにしましょう。
そのため、予約が取りやすいサロンを選ぶことも重要です。

脱毛サロンに月1ペースで通った場合の完了期間は?

サロンで行われている脱毛には、いくつかの脱毛方法があり、脱毛期間も異なります。
それぞれの脱毛方法における、月1ペースで通った場合の完了期間について説明します。

レーザー脱毛の場合

レーザー脱毛はクリニックで行われている脱毛方法です。 2~3か月ごとの施術が一般的で、効果が高く1年間で6回の施術で脱毛がほぼ完了します。脱毛終了までは短期間でおこなえますが、痛みが強く高額なのがネックになる人も。

ニードル脱毛の場合

サロンでも行われているニードル脱毛は、目に見えるムダ毛を1本1処理していくため、かなりの時間を要する脱毛方法です。
処理できるのは、1分間で8~10本程度。1時間の施術なら60本程度のムダ毛の脱毛が可能です。 ニードル脱毛では、一度処理した毛穴からはムダ毛の再生がないというメリットがあります。 とはいえ、月1ペースだと、成長期のムダ毛をすべて処理しきれない可能性が高く、脱毛範囲が広ければ完了までに数年を要すると考えた方がよいでしょう。

SSC方式の場合

光脱毛のなかでも新しい技術であるSSC方式。
SSC方式では、抑毛成分の配合されたジェルを使用することで、光による脱毛に相乗効果が得られる最新の脱毛方法です。

SSC方式を採用している脱毛サロンのなかには、2週間ごとの施術を行っているところもあるり、通常の脱毛期間の半分である1年以内に脱毛を完了させることも可能なので、短期間で脱毛を終えたい人におすすめです。

どのぐらいで脱毛効果を実感できるようになる?

ムダ毛のない肌を実現させるには、脱毛を完了する必要があります。しかし、完了までに脱毛効果がみられないというわけではありません。
脱毛施術を重ねるうちに、ムダ毛の総量が減っているのに気付くはず。レーザー脱毛なら5回、光脱毛なら8~10回で、かなりの脱毛効果を実感できるようになるでしょう。
この時期になれば、新たに生えてくるムダ毛もまばらだったり、細くなったりするので、ムダ毛の自己処理も楽になります。

脱毛の期間を空けすぎたらどうなる?

脱毛を始めたときに注意したいのが、脱毛期間を空けすぎてしまうことです。サロン脱毛でしっかり効果を得るには、毛周期に合わせて施術を受けることが大前提になります。
しかし、スケジュールが合わなかったり、予約がうまく取れなかったという場合もあるでしょう。一度脱毛の機会を逃すと、今生えているムダ毛が、抜けてまた生えてくるまで、待たなければならず、月日が経って、施術をしてこなかったムダ毛が生えてくることも。 サロンで脱毛を受けるときには、計画的に通うようにすることも大切です。

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