電車に乗っているとき、目の前に”妊婦さん”
あなたならどうする?

 電車の中でマタニティマークを身につけている妊婦さんに出会ったとき、皆さんはどうしてますか?席を譲ったほうがいいのかな?声をかけたほうがいいのかな?じゃあ、何て声をかけたらいい?などなど、実際に、どのように接するのがいいのか戸惑う方も多いと思います。

マタニティマークを付けた妊婦さんと言えども、知らない人に声をかけるのは勇気がいることですよね。

そこで、出産を経験されたママさんに、当時の様子を聞いてHow toをまとめてみました。「すこりん」とともにマタニティマークの意味を改めて考えてみましょう。そして、妊婦さんの気持ちを知ることで、思いやりのある社会を目指していきましょう!

 

 

 

気持ち1 いざというときのために身につけています

緊急時に妊娠中であることを知らせるために、マタニティマークを身につけています。

すこりん
マタニティマークはどうしても「交通機関で席を譲ってもらうためのサイン」として、認識されているようですが、最大の目的がいざというときにお腹の赤ちゃんを守るための、大切なサインになります。万が一、外出時に体調を崩して倒れてしまった時に、周囲に妊婦であることを知らせることができます。

気持ち 2  マタニティマークをもらえてうれしいけど・・・

マタニティマークを手にしたとき、自分が妊娠したことを改めて実感して、うれしい気持ちになります。
でも、いざマタニティマークを身につけて電車に乗ると、まわりの人にどのように思われているか気になり、少し不安を感じます。

 

気持ち3  座席をゆずらないといけないと思わせてしまうと申し訳ない

まわりの人に、「座席をゆずらないといけない」と思わせてしまうことに、申し訳ない気持ちになる。
妊娠をアピールしているように思われることを気にして、マタニティマークを身につけることを躊躇することもあります。

 

気持ち4  お腹が目立たないときに身につけたかったな・・・

妊娠初期のつわりの時期は我慢して、お腹が大きくなって、一目で妊婦さんであることがわかるようになってから、堂々とマタニティマークを身につけるようになりました。

すこりん

特に初めての妊娠の方に多い意見です。マタニティマークを身に付けることでどのような変化があるか不安みたい。あと、妊婦さんも周りに気を遣わせたくないという気持ちも大きいようです。すこりんとしては、妊娠初期はつわりなどで体調がつらい時期でもあるので、外見からは見分けがつかない妊娠初期こそ、身につけて欲しいです。

 

気持ち5 つわりがつらい時に周りに気付いてほしい

すこりん
満員電車は人がいっぱいでマタニティマークが見えないことで、近くに妊婦さんがいてもわからないこともあります。マタニティマークに気付いた人が「大丈夫ですか?」と一言声をかけることで、妊婦さんに周りが気付きちょっとした安心感が生まれます。

 

気持ち6  かえって恐縮してしまうことがある

お年寄りやその他、優先席を必要とする方から座席をゆずってもらうと、申し訳ない気持ちになることがあります。
立っているときでも、体調の良い時はマタニティマークを外すなど工夫をしてます。

気持ち7 優先席は「安心席」

優先席付近では、安心してマタニティマークを身につけられます。優先席付近が電車内でも安心して過ごせるスポットです。

すこりん
妊娠は病気ではないので、元気な妊婦さんもいっぱいいます。もちろん、優先席を必要としているのは妊婦さんだけではないので、妊婦さんを見かけたら<絶対に>席を譲らなくてはい必要はないですよ。まずは声をかけてみて、TPOに合わせた配慮をよろしくお願いいたします!

気持ち8 気づいてもらえるだけでうれしいんです!

周囲に気づいてもらえると、うれしい気持ちになります。声をかけられたり、さりげなく座席を空けてもらうと、ありがたいと感じます。

気持ち9 ご主人がマタニティマークを身につけている人にやさしくなった

(パパさんにもアンケートを実施しました)
奥さんの妊娠をきっかけに、マタニティマークのことを知った。その後、マタニティマークを身につけている妊婦さんに、声をかけるようになった。

すこりん
マタニティマークの認知度は、少し男性のほうが低いと聞いてます。妊娠・出産を身近な事と感じると共感しやすいようです。もっと妊娠、出産や子育てが自然に話し合える社会になっていけば理解の輪が広がると思います!

気持ち10 職場の通勤時間の配慮は重要

・つわりが苦しい時期も、混雑した電車に乗らなければならないことがあった。

・職場で妊婦さんであることを理解してもらい、勤務時間や通勤時間を配慮してもらえたとき、本当にいい職場だと感謝!

すこりん
職場が勤務時間の短縮や通勤時間帯の変更の相談に乗ってくれて、妊婦さんが通勤ラッシュ時間を避けれたらみんな安心ですね!
こうやってご意見を聞いてみると、マタニティマークは「席を譲ってほしい」が目的なわけではなく、外出先で倒れたときなど、緊急時に妊婦であることを知らせやすくするための重要なサインにもなるので、マタニティマークは身につけているようです。

”大丈夫ですか?”

この一言からはじめましょう!

健やか親子21からのお願い

 今回のアンケート調査では、「マタニティマーク」を取り巻く様々なイメージや認識のされ方があることがわかりました。また、妊婦さんも周りを気遣い、自身の体調に応じてマタニティマークをかばんの中から出し入れする、「使い分け」をしている現状がみえてきました。

「本当はおなかが目立たない時期に、ちゃんと身につけたかった」
「まわりに気をつかわせてしまい、申し訳ないので身につけなかった」など、
マタニティマークを身につけることを躊躇したような声も寄せられました。

もっと安心して気兼ねなくマタニティマークを利用していただく為に、健やか親子21では、関係機関や企業などとも協力し、マタニティマークの「意味」を正しく理解してもらい、妊婦さんへの思いやりや、ちょっとした心づかいなど、社会のやさしいつながりを実感できる取組として、これからもマタニティマークの周知を行ってまいります。

皆さまのご理解とさらなるあたたかい配慮をよろしくお願いします。


以上の内容は、「リトル・ママフェスタ2017秋」のイベントで意識調査を行った結果です。
◆調査期間 2017年9月19日(火)〜20日(水)
◆回答者 主にイベントに来場された子育て中のお母さんから聞き取りました。
◆回答者数  女性:100名

マタニティーマーク意識調査【東京】

マタニティーマーク意識調査【大阪】